神社挙式 それは美しい日本の結婚式。

体験レポート

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結婚式日時
令和4年3月26日
お名前
W様ご夫妻
挙式会場名
近江神宮
披露宴会場名
琵琶湖ホテル
挙式スタイル
近江神宮特別本殿式

会場を決めた理由は?

入籍前から「結婚式は神前がいい」とふたりで話していました。挙式の場所をふたりで考えているとき、お付き合い開始後初めて初詣に行った近江神宮を思い出しました。近江神宮といえば、楼門の鮮やかな朱色が印象的で、ふたりの記念すべき日にふさわしい場所だと思いました。また、大津は新婦の地元であり、新郎も漫画「ちはやふる」を愛読していたためよく知っている神社であったことも理由の1つです。
披露宴会場は、近江神宮の和の雰囲気を引き継ぎつつ琵琶湖を一望できる和宴会場に惹かれたこと、対応してくださった琵琶湖ホテルのプランナーさんが好印象だったことが、主な理由です。

挙式の内容・感想は?

披露宴を行う琵琶湖ホテルに前泊し、当日朝から式での衣装(紋付袴・白無垢)の準備をしました。(この時初めてフルセットで白無垢を着て、その重さを実感しました…。)ホテルからタクシーで近江神宮に移動し、参進からスタートしました。社務所工事中のため、正式な参進ではありませんでしたが、朝から降り続く春の恵みの雨が式の厳かさを増してくれたと思います。参進のあと、挙式内容の説明を受けて、式が始まりました。固めの盃の儀などを経て、特別本殿に上がりました。誓詞を奏上した際は本殿に新郎新婦の声が響き渡り、身の引き締まる思いになりました。
挙式後は、写真撮影を行いました。雨のため、楼門近くで撮影することは叶いませんでしたが、本殿を背景にとても良い集合写真が取れました。また、たくさんの写真を撮影してもらえました。
ホテルに戻ってからの披露宴では、紋付袴・白無垢姿にて立礼(最近では珍しい)でゲストをお迎えし、オープニング動画が流れている間に新婦が色打掛に早着替えをして入場!冒頭からちょっとしたサプライズができました。

心に残った演出の内容や感想は?

固めの盃の儀では、緊張のあまり、お神酒に酔ってしまいました。また、契りの指輪の儀では、前日の塩分多めの食事がたたってしまい、新郎の指がいつもよりむくみ、スムーズにはめることができませんでした(笑)。緊張して上手にできるか不安だった誓詞奏上は、とても上手に読むことができ、満足しています。また、当日の雨は式全体をより厳かにしてくれたと思います。(私たちの場合、ふたりでのイベントは雨が降りやすいので「やっぱりね」と笑いながら過ごせました。)全体を通して、とても素晴らしい挙式になったと自負しています。
披露宴では、「和」の流れで鏡開きができたことが嬉しかったです。新婦は、開くと同時にクラッカーが鳴ることをすっかり忘れていて、本気で驚いていました(笑)。また、新婦の恩人がサプライズをしてくださったことも思い出に残っています。余興として作成した互いを紹介しあう動画は、ふたりの職場のネタを散りばめた力作です!笑いが起こったことに、努力が報われた気持ちになりました。
挙式は親族のみで厳かに執り行ったのに対し、披露宴はお世話になってきた方々もお招きして楽しく行え、「和」の一貫性の中にも変化をつけることができました。また、お色直しではカラードレスを着ることができ、ロケフォト(前撮り)を含めると婚礼衣装のレパートリーを全制覇できたのも、とても嬉しかったです。コロナ禍で制限はありましたが、後悔の一切残らぬ、思い出に残る1日にすることができました。

これから花嫁になる人へアドバイス

教会式、神前式、人前式といろいろな挙式スタイルがありますが、日頃の生活様式や披露宴の雰囲気と合わせて決めるのがいいと思います。ただ、厳かさや日本らしさでいうと、断然神前式を推します!また、衣装について、私たちの場合は、ロケフォト(前撮り)でウェディングドレスとタキシードを着る選択を取ったので、結婚式と披露宴では思い切った衣装選びができたと思います。ロケフォトでも和装はできますが、あの厳かな雰囲気はロケフォトでは出せないと思います。
仕事をしながらだとなかなか準備が大変ですが、色々な方にお世話になりながらふたりで議論し、協力して物事を進める様子は、まさにこれからの人生そのものです。準備にかかった時間と比べると、当日は本当にあっという間に時間が過ぎます!結婚したことを噛みしめ、感謝を言葉にでき、やりたいことを実現できる、最高の1日にしてください。