体験レポート
- 結婚式日時
- 令和2年3月1日
- お名前
- K.T様・M.N様ご夫妻
- 挙式会場名
- 青蓮院門跡
- ご披露宴会場名
- 渉成園
- 挙式スタイル
- 仏式
会場を決めた理由は?
和装で式をしたい、なかなか経験できないことをしたいという思いから、仏式婚に決めました。青蓮院門跡を選択した理由としては、執事長さまや門主さまとの事前打ち合わせがあり、詳しく儀式の意味や段取りなどを教えてもらい、納得して式に臨める安心感があったからです。また、挙式・披露宴会場ともに室内だけでなく庭園が美しく、ゲストに楽しんでもらえる、写真映えもすると思いました。親族・友人とゆっくりコミュニケーションがとれる披露宴にしたいという気持ちがあり、渉成園の規模と雰囲気が適していると判断しました。
挙式の内容・感想は?
時間と空間をたっぷり使い、丁寧な式をしていただけたことが印象的でした。参列者とともに御経を唱えることで一体感が感じられ、みんなで作り上げる式という雰囲気がありました。最後に親族紹介をすることで、参列者にお互いの親戚が誰なのか認識してもらえ、その後の披露宴での会話がスムーズになった点が良かったです。
披露宴・パーティの内容・感想は?
新郎・新婦が司会進行を務めるという形をとり、希望通りに親族・友人とたくさんコミュニケーションをとることができました。余興は殆どなく、会食・歓談をメインにしたので、沈黙が生まれないか心配でしたが、自然と親族や友人も自席を離れて、私たちのところに来てくれたり、互いに交流したりしてくれていました。また式の後に、たん熊さんのお料理がとても美味しく、装花も綺麗だったと褒めていただいたのは嬉しかったです。基本的に自分たちでするという方針でしたが、タイムキーパーなどはベテランのスタッフの方々がしてくださり、円滑に式を進めることができました。
心に残った演出の内容や感想は?
挙式:一連の儀式はどれも経験したことがないもので、とても新鮮でした。荘厳な雰囲気がありながらも、門主さまのお話がわかりやすく聞きやすい内容で、参列者からも好評でした。席の配置が参列者全員の顔が見えるような形で、みんなに見守られているという安心感がありました。特に心に残っているのは夫婦の宣誓で、これから夫婦で歩んでいくという決意を述べた時には思わず泣きそうになりました。
披露宴:両親や祖父母に感謝を伝えた花束贈呈の場面が心に残っています。両親それぞれから長めの餞の言葉をもらい、結婚するのだなあと改めて自覚が生まれました。また、途中に唯一の余興として、ミニ菰割りをしました。中に何をいれたら喜んでもらえるかなと二人で相談し、箸置きとおみくじ入りのガチャガチャカプセルを用意しました。ゲストの会話が弾むアイテムになり、よかったと思います。
これから花嫁になる人へアドバイス
ご結婚おめでとうございます。私は式を通してゲストに感謝の思いを伝えること、式そのものをゲストに楽しんでもらうことを目標に準備を進めました。目標があると式の色々なことを決めるときに基準があって、ぶれなくてよいのかなと思います。また、何を決めるにしても新郎と相談し、二人で決めるというプロセスを大事にしました。それにより、どちらかだけの負担が大きい!といったストレスがないですし、二人の式だという自覚が互いに生まれたのでよかったです。(新婦)
ご結婚おめでとうございます。どうしても新婦よりは自分自身のための準備(衣装選びや身体的な管理)が少なくなってしまうため、当事者感が薄くなってしまう新郎の方も多いと思います。そのため、夫婦でどんな結婚式にしたいか、結婚式内では何をしたいか等を徹底的に話し合うことが重要ではないでしょうか。とにかくすべての決定事項について自分事として話し合って決めていかなければ、結婚式という初めてのプロジェクトの成功は難しくなりますし、何より二人とも楽しくありません。結婚式はもしかすると「絶対やらなければならない行事」ではないかもしれませんが、二人の、そして家族との忘れられない思い出になることは確かです。頑張ってください。(新郎)